オリーブオイルは体にいいとされていますが、
ではなぜ体にいいのでしょうか?
ここでは、
オリーブオイルが体に良い理由と、どんな部分にいいのかについてお伝えします。
オリーブオイルの成分と働き
まず、オリーブオイルは99%くらいが油分、
残りの1%前後が微量成分で出来ています。
油は動物性に多く含まれる飽和脂肪酸と、
植物に含まれる不飽和脂肪酸とに分かれます。
植物に多く含まれる不飽和脂肪酸は、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などに分けられるのですが、
オレイン酸→悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持
リノール酸・リノレン酸→コレステロールも減らすけど、採りすぎると善玉コレステロールも減らしてしまう
という働きを持っています。
オリーブオイルは特別な脂肪酸の組織を持っていて、70%以上オレイン酸を含んでいるのです。
要するに
悪玉コレステロールを下げ、
血管に害を及ぼす物を抑制する作用があるので、血がさらさらになる
ということなんですね。
更に適度なリノール酸やリノレン酸を含むことで、善玉コレステロールが維持されるのです。
さらに、残りの微量成分には、
ビタミンE、ポリフェノール、スクワレンなどで構成されています。
スクワレンは、人間の皮脂の中に10%ほど含まれる貴重な成分で、
ビタミンEやポリフェノールとともに、抗酸化の役割を果たしています。
つまり、病気を防いだり、アンチエイジングに働きかけるということですね。
どんなことに効果があるのか
では、上記のオリーブオイルの成分は、具体的にどんなことに働きかけるのでしょうか?
以下にまとめてみました。
・ヘアケア
・日焼け止め
・痛みの緩和
・食道炎、胃酸への影響
・心臓血管系疾患
・糖尿病
ざっと並べただけでこれだけ沢山ありますが、
まだまだ研究は続けられているので、これらからも楽しみですね!
効果的な摂取方法
では、健康を踏まえたうえで、どのように摂取するのがいいのでしょうか?
まず大前提として、オリーブオイルは薬ではなく、食べ物です。
私の住むスペインでは、オリーブオイルを直接飲んだりする人もいますが、これはあまりお勧めしません。
辛味と苦味もありますし、
食べ物という定義上、食べ物と一緒にとるほうが、バランスを考えて効果的だからです。
相乗効果もありますしね。
以下に健康面という視点からで、摂取方法をまとめてみました。
・大前提として、「エキストラ・バージン・オリーブオイル」を使用する。
・バターや、サラダ油の代わりとして使用する。
・ティースプーン1~2杯くらいを、お味噌汁やサラダに加えるなどして、食品と一緒に摂取する。
・ポリフェノールが多く含んだ物、早摘みオイルを使用する。
・日本人が生産に関わった物を使用するほうが安全。
子供でも食べれる安全なオリーブオイルは、やはり日本人が生産に加わっていたものの方が安心です。
また、あまりにも低価格な物は、不純物が紛れている可能性も残念ながらあります。
健康の為にせっかくとるのであれば、
良質のエクストラバージンオイルを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
オリーブオイルがスーパー食材ということが伝わりましたでしょうか?
健康というのは結局、日々の食事と運動量になります。
食事というのは、毎日続けるのは大変ですよね。
サプリメントなどもありますが、毎日続けるという面では
日々の食事の中で出来ることの方が、長続きします。
また、自分だけではなく、小さなお子様やお年寄りの方まで、
どなたでも美味しく楽しく、召し上がる事ができるのもいいですよね。
高いサプリメントを購入したり、特別な食事を取る前に、
ティースプーン一杯のオリーブオイルから始めてみてはいかがでしょうか?
>>健康に働きかける美味しくて、良質のエクストラバージンオリーブオイルはこちらから。
もちろん、日本人が生産に関わっています^^
また、「無くなっちゃった!」と慌てたりしないでいいように、
通販のサービスもありますし、季節に応じたエキストラバージンオイルのそれぞれの味を楽しむことも出来ます。
健康は、生活習慣です!
美味しく、楽しみながらいつも元気でいましょう^^
コメント