オリーブオイルははちみつと同じように、寒い日が続くと固まってしまうときがります。
全体的に固まってしまうときもあるのですが、液体が少し固まってふわふわとういていると
カビなのでは?とドキッとしてしまいますよね。
ここでは、
オリーブオイルが白く固まってしまった時の対処方法について説明します。
どうして固まるの?
オリーブオイルには「オレイン酸」という成分が70パーセント以上含まれています。
この成分が10℃以下になると、固まってしまうんですね。
この為、白い粒のような物が沈殿したり、ふわふわと浮いていたりしますが、
バターが固まるのと同じ現象です。
異物の混入やカビなど害のあるものではありません。
溶かせば普通に食べることが出来ます。
特にエクストラバージンオリーブオイルはオレイン酸が多く含まれるため、
ピュアオリーブオイルより早く固まってしまいます。
エクストラバージンオリーブオイルは、フレッシュなオリーブの実から採油した純粋なオイルなので、
逆に固まらないようであれば、本物ではないのかもしれません。
固まったときの対処方法
これは、湯煎にかけるのが良いでしょう。
成分など変わらずに使用することができますよ。
お湯の中にオリーブオイルのボトルごといれて温めていきます。
その際は熱湯などで急速に溶かすのではなく、低温でゆっくりと溶かしていくのが理想です。
ボトルの蓋ははずしておいて、水が入らないように水面がオリーブオイルの量より少しだけ下になるくらいまでつけてください。
ただし、急ぐ場合や、何度も湯煎にかけるのが面倒な場合は、
使う分だけとって電子レンジで温めると元に戻すことが出来ます。
ただし、固まった物を溶かして、また固まって溶かして・・・
と繰り返していると、オイル自体の温度を上げてしまうので、酸化を早める傾向があります。
この為、あまり繰り返していると
オリーブオイルの品質が劣化したり、風味の低下してしまう可能性があります。
まとめ
・オリーブオイルは10℃以下になると白くにごって固まっていきます。
・オリーブオイルは固まっても、溶かせば普通に食べることが出来ます。
・固まったときは、低温でじっくり湯煎で溶かしましょう。
・固まる→溶かす→固まる を繰り返すと品質が劣化していきます。
オリーブオイルは、直射日光などをさけた常温の場所で保存しましょう。
冷蔵庫にはいれないでください。
そして、フレッシュな状態で利用するために、3ヶ月くらいを目安に使い切るようにしてくださいね。
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