「エクストラバージンオリーブオイル」って、今は誰もが耳にするし、
店頭でもよく見かけられるようになりました。
でも実際に他のオリーブオイルと比べて、何がどう違うの?と思いませんか?
ここでは、
エクストラバージンオイルの優れた魅力をお伝えします!
エクストラバージンオリーブオイルとは?
エクストラバージンオイルとは一口にいうと、「味・香り・栄養価が最高級の物」です。
オリーブの実を絞っただけの天然の物で、成分や味などの厳しい基準を超えており、
実の収穫から採油まで時間が短いため、酸化の最も少ない物です。
現在では、世界中で偽物が出回るほどの人気となっています。
味
良質のオリーブオイルは、辛味と苦味があります。
これは、ポリフェノールの濃度に関連している、つまりポリフェノールが多いからです。
この辛味は、魚介類などの食材の臭みをやわらげてくれる大切な要素となっているのです。
現在は、ブレンドされるなどして味にまろやかさが出ていますが、
ラベルに「ストロングタイプ(スパイシータイプ)」、
「マイルドタイプ(デリケートタイプ)」
「ミディアムタイプ」
等と表記されることがありますので、参考にするといいでしょう。
香り
フルーティーな香り、フレッシュな香りと言われるように大変香ばしいです。
料理に使うのもよし、そのまま食するのもよしですが、
髪や肌にぬってマッサージとしても使えますので、その際は自分で香りを試してからの方が良いでしょう。
栄養
フレッシュで成分が濃厚なエクストラバージンオリーブオイルは、栄養価としても最も優れています。
どんなことに効果があるのかというと・・・
・美肌と保湿
・日焼け防止
・アンチエイジング・校酸化作用
・冷え・便秘解消
・痛みの減少
・食道や胃への影響
・心臓血管系疾患や大腸がんへの影響
・糖尿病
・ダイエット
などがあげられます。
まだまだ研究段階なので、今後もっと栄養価については広がりを見せるでしょう。
まさに日常で気軽に取れるスーパー食材なのです!
加熱してもいいのか
エクストラバージンオイルは、美味しくて栄養も高いので生で摂取したほうがいです。
その為、調理するともったいないように感じてしまうかもしれませんが、
エクストラバージンオイルの場合、加熱しても栄養がほとんど奪われません。
これは、加熱による参加に対して強い性質を備えているからです。
一般的な食用油は160度以上と言われるのに対し、
オリーブオイルは180度くらいでも極端に加熱時間が長くなければ、ほとんど酸化しません。
ですので、天ぷらなどにもいいのです。
また、素材の表面に止まる性質があることから、中にあまり浸透しないので、カラッと揚げる事ができるんですね。
実際にオリーブオイルの世界1の産出国であるスペインでは、
焼き料理や、炒め物と呼ばれる物でも、「それはもう、揚げてるでしょ」というくらいの料のオリーブオイルを使用します。
また、加熱することで、フレッシュで濃厚な味わいはなくなってしまいますが、
逆に苦味がとれたり、食材のよさを引き出す効果も持ち合わせています。
つまり、生でも加熱でもどちらでもお勧めということです。
まとめ
いかがでしたか?
エクストラバージンオイルの「味・香り・栄養価が最高級の物」という魅力が伝わりましたでしょうか?
実はエクストラバージンオイルは、本物であるほど安く売り出すことが出来ません。
これは、栽培から採油まで、最高級の品質を保つためにどうしてもコストがかかってしまうからです。
また、冒頭に記述したように、最近では偽者も出回っているという悲しい事実も本当です。
エクストラバージンオイルは、同じ木からでもその年の天候や環境に影響され、
味にも違いが出てきます。
是非色々試して、お気に入りのエクストラバージンオイルを見つけてみてくださいね!
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