日本では、オリーブオイルが味はもとより健康志向なども重なって、
消費量が増年々え続けています。
2013年には既に、オリーブオイルの輸入量は世界第4位になりました。
ここでは、日本のオリーブオイルの状況やお勧めについてお伝えいたします。
日本のオリーブオイルの今
オリーブオイルの人気上昇とともに、
日本でもオリーブオイルの栽培が見直されるようになりました。
特に小豆島は、日本におけるオリーブオイルの発祥の地であり、
栽培面積や収穫量の増加に伴い、今はでは大切な観光資源となっています。
それに伴って、香川や九州なども盛んにオリーブオイルの栽培に取り組むようになり、
小豆島の先例を参考にしながら、農作物としてのオリーブオイルではなく、
加工や販売、観光地化など、総合的に活用できるような展開計画を組み立てています。
国産オリーブオイルのメリット
・輸入に比べ、フレッシュな状態で手に入れることが出来る。
・個人農園で栽培されているので、栽培から採油まで一貫して一つの農園が行っている。
・手摘みで収穫するため、高い品質を保持している。
・全てが一貫した自社製品であるため、安心できる。
国産オリーブオイルのデメリット
・台風や雨などの気候の問題で、生産性が安定しない。
・日本には、「オリーブオイルの品質規格」に関する法令は存在しない。
・オリーブオイルの定義がヨーロッパに比べて大雑把である。
小豆島のオリーブオイルの世界での評価
オリーブオイルの生産に適した気候は、「地中海性気候」です。
暑い夏と適度に寒い冬、そして長い日照時間が必要といわれています。
小豆島はこれに近い「瀬戸内式気候」です。
めぐまれた気候がオリーブオイルの栽培に適していたのですね。
また、小豆島から生産されたオリーブオイルの中で、
「ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会」において、
金賞を受賞した物もあります。
品質、味とともに、世界レベルでも認められつつあるのです。
<味について>
そのまま飲めるほど、フルーティーでまろやかな味わいです。
また、栽培からボトルにつめられるまで、100%国内生産であり、
陸送でフレッシュな状態で届けられるため、絞りたてのジュースのような味わいです。
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オリーブオイルの化粧品
また、小豆島では、食用としてのオリーブオイル以外に、
化粧品などを中心とした「オリーブオイルグッズ」の研究や販売も進んでいます。
小豆島の上質のオリーブオイルを使った石鹸や、化粧品は、
日本人の肌や気候に合わせて作られた物です。
この、丁寧でかゆいところまで手が届くような品々は、
日本人ならではの知恵の結晶でもあります。
ポリフェノールを多く含み、体にいいオリーブオイルを、
食用としてだけではなく、生活の中で色々と取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
まだまだ生産国としては、世界の量には及びませんが、
それでも日本ならではのアイデアや方法で良質のオリーブオイルが生産されています。
課題はあるものの、これからどんな風になっていくのか楽しみですよね!
また、小豆島では、オリーブオイル園で見学や子供たちが遊べたり、
試飲などできる場所もありますから、是非足を伸ばしてみてくださいね。
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