オリーブオイルは過剰摂取したら太る?気になるコレステロールや健康への影響

オリーブオイルとは
RitaE / Pixabay

オリーブオイルは美味しいし、体にもいいとされているけれど、

沢山とるとカロリーや体への影響など気になってしまいますよね。

 

ここでは、オリーブオイルの摂取方法と、体への影響についてお伝えします。

 

カロリーとお勧め摂取量

オリーブオイルは大さじ1杯=111kgカロリーと言われています。

ちょっとびっくりしちゃいますよね。

ここだけ聞いたら、肥満を気にする人は「もう絶対無理!!」となるかもしれません。

でもそもそも、油ってそんなに体に害なのでしょうか?

 

実は、日本人の食生活において、油は欠かせない物なのです。

 

日本人にとって油が不可欠?

油がそもそも悪い、太ると決め付けるようになっのは、肉類や乳製品などからの動物性脂肪の過剰摂取によるものです。

確かにこれらの取りすぎは、肥満や糖尿病などの原因となっていますし、生活習慣病の要因ともなっていますよね。

でも、だからといって「油が体に悪い」わけではないのです。

 

脂肪や油は、体のエネルギー源でもあり、細胞や欠陥を作る大切な材料です。

ですから、「油抜きダイエット」などはものすごく危険ですし、不妊の原因になったり健康や美容に悪影響を与える可能性があるので、注意が必要です。

また、単純に料理の味が単純になってしまったり、味気なく満足感も得られないため、ドカ食いの要素となってしまいます。

 

要は、「どのような油をどのくらい、どのように摂取すればいいか」という話なんですね。

 

オリーブオイルを選ぶわけ

では最初に「どの油を選ぶか」なのですが、

オリーブオイルは、栄養・味・健康において、他の油よりもっとも優れている油です。

 

オリーブオイル、特にエクストラバージンオリーブオイルは、「オリーブの実を絞って作ったジュース」なんですね。

これは、他の油では、なかなか見られない特徴です。

日本で有名な「ごま油」も健康にいい植物性油ではありますが、加工の段階で加熱処理をしたりなどの手が加えられています。

それに加えてエクストラバージンオリーブオイルは、まさに人工的な処理を加えず、まさに絞って作っただけのフレッシュなジュースなのです。

また、栄養価においても、

ビタミン、ポリフェノール、スクワレンなど、大切な栄養が豊富に含まれています。

中でも「スクワレン」は、人間の皮脂の中に10パーセントも含まれている貴重な成分なのです。

 

つまりエクストラバージンオリーブオイルとは、

”貴重な栄養素をたっぷり含むオリーブの実を、フレッシュなジュースとして丸ごと取り入れられる、優秀な植物性の油”

ということですね。

 

>>オリーブオイルの健康について、詳しくは、こちらをご覧ください。

 

どのようにどのくらいとればいいのか。過剰摂取の心配は?

まず、冒頭に大さじ一杯が111kgカロリーと伝えましたが、カロリーよりもまず注意すべき点はコレステロールです。

オリーブオイルには、

悪玉コレステロールを退治して、善玉コレステロールを残す

という大変素晴らしい特徴があります。

 

ですので、油=コレステロールの心配はほぼありません。

 

そうは言っても、油は油ですから、食べ過ぎれば当然過剰摂取にはなります。

 

でもそれは、どんなにいい食べ物であっても、同じです。

 

過剰摂取をして、体にいい食べ物なんて、この世には一つもありません。

 

詳しくは割愛しますが、もともと食べること自体が体に良くも悪くも影響を与えることであったり、

それだけをとり続けるというのは、自然に考えてバランスが悪いですよね?

 

じゃあ、過剰摂取ってどのくらい?って話だと思うのですが、

毎日、料理に使う油を、オリーブオイルに変えるくらいでは過剰摂取になりません。

 

中には、「大さじ2杯まで!」なんて推奨しているところもありますが、

それは目安だったりしますし、大体

「大さじ2杯をスプーンでそのまま生で食す」事自体が問題です。

 

オリーブオイルは油です。

料理に使ったり、食べ物と一緒に使ってください。

そうすれば、とりすぎれば胸焼けを起こしますし、自分でとりすぎだよなーって分ると思います。

 

油料理に強い人もいるけれど、油っこいのは全く取れない・・・人もいるわけで、

要はその人が普段料理に使っている油や、味付けに使っているソースの代わりにオリーブオイルに変えて使用すればいいのです。

そしたら、日本人の油のとり方であれば、大体、一日大さじ2杯~3杯くらいだと思います。

 

私の住むスペインでは、醤油の代わりにオリーブオイルが使われていますから、

サラダでもご飯でもトーストでも、全てがオリーブオイルです。

年間消費量は一人当たり9リットル、つまり一月に750ml(ボトル一本くらい)を消費している計算になります。

 

でも、オリーブオイルが原因で病気になった・・・なんて人は聞いたことがありません。

むしろ、世界第三位の長寿国を保持しています。

 

ですから、自分に合った方法で、料理に、食事に楽しんで取り入れてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

オリーブオイルの正しい取り方は、

 

「エクストラバージンオリーブオイルを、普段使う油や調味料の代わりとして使う」

 

とお伝えさせていただきました。

尚、「そもそも油の摂取をお医者さんからとめられている」などの方は、もちろんお医者さんと相談されてみてくださいね。

 

そして、せっかく取り入れるオリーブオイルですから、良質のエクストラバージンオリーブオイルを使用するようにしましょう。

ピュアオリーブオイルとは別物ですから、注意してくださいね!

 

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